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サロマ湖の100kmは、ドラマだ

2013年07月01日
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Run!
(記2013年7月1日)

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 第28回サロマ湖100kmウルトラマラソン。前日の受付会場には「ウルトラランナーの夢のゴールへ。サロマ湖の100kmは、ドラマだ」という横断幕が張られていた。

 完走できるかどうか、イメージすら湧かない。弱気な思いがあっても決して口に出さない、文字にしないことにして、完走できるイメージだけを持つようにした。

 だけど、完走するためにできることはやり尽くしたか?と自問自答すると、それはヒジョーに心許ない。

 しかしもうレースの日がやってきた。あとはやってみないことには、分からない。100kmのペース配分など机上の計算はいろいろしたけど、答えは路上で出すしかないのだ。

 今回の挑戦にあたって、とても恵まれていることがある。ウルトラ経験豊富な最高の仲間たちがサポートをしてくれること、自分同様ウルトラマラソン初挑戦の仲間がたくさんいることだ。


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 当日は朝から雲ひとつない快晴、もうこれ以上ない最高の天気だ。

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 1週間の休足期間をおいて臨んだ大会、前半はとっても調子が良く、50kmには5時間53分でたどり着いた。
 コースの景色が素晴らしい!

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 50kmまでは机上の計算から遅れること10分ほど。この程度は織り込み済みだ。サロマは60km、70km、80kmの関門制限がキツい。しかし80km関門を過ぎれば、あとはキロ9分のペースでも完走できる。

 サロマ経験者からは80kmまでのレースとゆっくり走れる20kmの2つのレースだと考えればよいと教えてもらった。
 50km関門の貯金は37分。この貯金を取り崩しながら、なんとか80km関門を突破するのだ。

 50kmを過ぎてからは平坦だったコースにアップダウンが出てきて、ペースがだんだん落ちてくる。

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 サロマンブルーが美しい!

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 54.5kmのレストステーション。スタート地点で預けた荷物を受け取れるのだけど、その荷物の中から使ったのは日焼け止めぐらい。耳に塗るのを忘れてヒリヒリしてきたので、耳、首筋、腕に塗り直した。
 あまりのんびりもしていられない。5〜6分でレストステーションを発つ。


 60km地点は制限時間12時35分のところを12時19分で通過。貯金は16分と大きく減った。
 70km地点までは1時間26分。キロ8分で進んでもクリアできるが、かなりカラダが疲れてきて、思うようにペースは上がらない。
 しかし63.5kmのエイドで、トイレ休憩などで一旦バラバラになっていた仲間たちが再集結した。うぉぉぉぉぉぉ、力湧いてきたぞ。

 70km地点は、制限時間の4分33秒前になんとか関門突破!

 いよいよ制限時間とのギリギリの戦いになってきた。次の10kmは1時間19分。エイド立ち寄りなどを考えると、キロ7分台で行かなければいけない。

 自分にとって未知の距離70kmを超えて、これまでよりさらにペースアップしなければいけないというのは辛い。「オレ、もう十分がんばったよ」という自分と「ここまで来たんだから完走しないと」という自分がココロの中で戦っている。

 自分ひとりだったら、楽な方に流れたのではないかと思う。
 しかし仲間のサポートが涙が出るほど嬉しい。自分のレースのことより、オレの完走を考えてサポートしてくれる。弱気になんかなってらんないね!

 80km地点、関門制限2分11秒前に通過!やった〜!
 ここからコースはワッカの原生花園に入る。80km関門を突破したものだけが見ることができる美しい景色。感動した。あとは20kmを3時間。

 しかし80kmをゴールのつもりでペースアップしてきた反動で、一気にペースダウン。ちょっと長く歩きすぎた。そしてトイレ待ちでかなり時間をロス。気づくとまたまたペースアップしないと90km関門ギリギリの時間となっていた。

 ペースを上げて走り始めてすぐに、左のふくらはぎがつりそうになった。一旦止まってストレッチ。しんちゃんの言葉を思い出す。「長い距離走れば体のあちこちが悲鳴をあげる。だけどそれは脳のいたずら。これを真に受けるとリタイアモードに入る。目標は笑顔で完走」

 そうだ、目標は笑顔で完走なのだ。そう思って走り出す。ふくらはぎの筋肉は、まだぐにょぐにょとうごめいていて、いつ足がつってもおかしくないような状況だ。
 しかし3分、5分と走るうちに、不思議なことに痛みの元はすっかり消えた。よしいける!

 90km関門は、ワッカの先端の折り返しから1.5kmほどの地点にある。したがって90kmまであと3kmのところで関門の横を通り過ぎることになる。
 僕らが通り過ぎるとき、関門の係りの方が「絶対ここまで戻ってこいよ〜」と大きな声を掛けてくれた。

 こういうのってすっごく嬉しい。力になる。

 90km地点、関門制限1分59秒前に通過。ヒヤヒヤだあ〜!

 追い込まれることで、自分として厳しいなと思っていたペースまでアップできる。不思議なもんですな。

 あと10kmを1時間半、もう油断してはならぬ。ここまで引っ張ってきてくれた仲間に「キロ8分で行きましょう」と宣言した。このペースなら、エイドで多少時間も取れる。


 最後の10kmはエイドも含めて1時間24分で走りきった。あと3km、2kmと数字が減っていくにつれ、力が出てくる。


 そして感動のゴール!仲間たちと今まで応援してくれたツマと手をつないでみんな一緒にゴール!

 人生最高のビールで乾杯!

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 初挑戦のサロマ湖100kmウルトラマラソン、素晴らしい仲間に恵まれ、みんなのサポートがあってなんとか完走できた。自分ひとりの力ではとても完走できなかったと思う。楽しくて辛くて、長くて短い100kmだった。

 みんなありがとう!

 そして今日まで支えてくれたツマとムスメたち、ありがとう!


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ダイスケ@Hokkaido
Posted by ダイスケ@Hokkaido
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Comments 6

There are no comments yet.

マスター  

すごいですねぇ~。
100キロ完走おめでとうございますe-402

2013/07/02 (Tue) 02:50

ダイスケ  

マスターありがとうございます。自分でもびっくりです(笑

2013/07/02 (Tue) 10:35

らび  

翌日とかの体調ってボロボロなイメージですが、
日ごろの鍛錬やケアで意外と普通なんですかねぇ?

ともあれ、
すげぇ~、としか言葉が出ないっす(^。^;)
完走おめでとうございます!

2013/07/02 (Tue) 17:14

ダイスケ  

らびさん、ありがとうございます。

カラダ、ボロボロっすよ(笑)今も足が全体的にぱんぱんに腫れています。

2013/07/02 (Tue) 22:16

ニシシ  

元気頂きました!
ありがとうございました。

勝手にお姿、載せちゃいました。
ごめんなさい。

2013/07/05 (Fri) 12:10

ダイスケ  

ニシシさん、こんにちは。楽しそうに走ってますねえ〜。

私も写真撮りながら走りたかったんですけど、そんな余裕はありませんでした。

写真は全然かまわないですよ〜。よろしくです。

2013/07/06 (Sat) 06:50